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2009年06月29日(月)更新

桐生の観光スポットの紹介です。

 今、一番注目されているのは、レンガのパン屋さんでしょうか。
桐生昔からありました大きなレース工場ののこぎり屋根を改装して、奇麗でおしゃれなパン屋さんになっています。
レンガのパン屋
 鋸屋根で文化遺産登録もされているような建物なんですが、レンガののこぎり屋根というのも珍しくとてもおしゃれなスポットになっています。

 レンガの入り口

 しかも、店内でおいしいパンが食べることも出来ますし、お茶をしながら休憩して屋根を室内からじっくり眺めることもできます。
室内

 採光も柔らかく、とてもゆったりした気持ちになります。
鋸屋根

 バスが横づけするときもあるようなので、そんな時は近くの鋸屋根など一回りまわってから再度訪ねた方が良いかもしれません。あまり混雑しているとせっかくの雰囲気が薄れてしまうかもしれません。人によって感じ方は違うと思いますが・・

レンガのパン屋さん 桐生鋸屋根

2009年06月29日(月)更新

今年のホタルは少し元気が無い?

 今年も近所のホタルの群生地に見に行ってまいりました。
先週も確認しに行ったのですが、その時は残念ながら全く見ることができませんでした。
 夜7時半ぐらいに家を出て、車で15分ぐらいの公園に到着です。
普段は滅多に車が止まっていないところに10台ぐらいの車が駐車しています。
「これは期待できそうです。」

 ホタルの池に向けて車が止まりますので、ヘッドライトで先客の邪魔をしないように真っ暗の公園ですが、スモールライトにして駐車をします。

 子どもたちは、車から降りるや「蛍・ホタル!」と走り出してしまいました。

真っ暗な池のほとりにうっすらと十数人の人影が見えます。
しかし、目を凝らして見てもホタルが見えません・・・今日もダメかな?と思っていると向こうの人々から歓声が! どこに・・・あ!いた!!
蛍
 見えますか。三匹ほどほんのりとした明かりで飛んでいます。
後ろに少し見えている明るいところは月夜に照らされた夜空です。かなり露出して撮ったので明るく映ったようです。

 暫く、夢中になって子どもたちと見ていましたが、どうも今年のホタルは元気が無いような?私の気のせいでしょうか。
蛍の光
 温暖化・異常気象・環境ホルモンなど色んな要因が複雑にあるだろうし、なにより自然界でも当たり・外れの年もあると聞きます。
 例年に比べて、数も少なく・寿命も短いとの話も聞きましたし、飛んでいる光も何だかフラフラと頼りない感じです。

 子供たちが大きくなっても自然の蛍はいるのだろうか・・・なんて事を考えながら帰り道を運転していました。
 桐生ホタル関連地図

2009年06月28日(日)更新

取材の紹介、朝日新聞さん・雑誌シュシュさん

 先日、織物参考館に取材が来ました。

 朝日新聞サンの地方版で紹介されました。大きく掲載していただいたようでかなり反響がありました。参考館の見学に来られる方で新聞を見ました!とお話している方が多かったようです。
 
 それと、角川書店のシュシュさんの取材も先週来られました。
こちらは、7月中旬以降の発売号に掲載されるようです。内容は見ていないのでわかりませんが、皆さんもご覧になって下さい。
 かなり時間をかけて上手に織物を織っていかれました。その様子の動画配信もあるようです。

 取材・撮影関係の全部は紹介できませんが(事前に紹介できなかったり・私が無精だったりと・・)、一部だけでもと紹介させていただきました。

 織物参考館“ゆかり”

2009年06月27日(土)更新

織姫 桐生の白滝姫伝説

 桐生には、白滝姫伝説がある。
織姫
他の織物産地でも祀られていたり、少しニュアンスが違うのもあるが基本的な言い伝えは・・・
 京の都で宮中に仕えていた男が、身分の違う姫に恋をしてしまった。
身分の違いから絶対に結ばれるはずのない恋だが、その想いを桓武天皇の前で和歌を詠みあげ成就することが出来た。
 上野国こうづけのくに山田、(桐生)に姫を連れ帰ってきた。

 その道中に、見た山を「今日の山に似た山だ」と言い、仁田山と地名が付き、その産地織られる織物を仁田山紬と言い始めたと言う。
 
 伝説・・・といっても桐生には、その地名・話・産地、そして白滝神社などもあり、全部がつくり話でも無いのでは?と考えています。
 その他、峠の名前・地名にも白滝姫が多数登場してきます。
白滝姫伝説
 多分、かなり身分の高い織物技術を持った人々が1200年ほど前に行き交っていたことは事実だと思います。そうでなければ産地として形成されていないですし、京都を飛び越え、奈良の都から桐生に織物の注文も来ていたようです。東大寺文献

 真偽はともかく、映画になりそうな素敵なお話だと思いませんか?

織物参考館“紫”

2009年06月26日(金)更新

綿花の発芽。最初から逆転

 今年も、綿花の種を数週間前にまきました。

が、しかし早くも一番最初のグループがうまくいかず、あわてて追加の第二グループをまきました。それでもかろうじて一番手の発芽が見られたのですが・・・
綿の芽
 残念ながら、せっかく発芽したところを早速虫に食べられてしまい。枯れてしまいそうです。


 その後、第二グループが勢いよく発芽してきて、あっという間に逆転の大きさです。
発芽
 こちらは、全て順調に大きくなっています。

2009年06月24日(水)更新

キャラクター刺繍 第一弾完成しました。

 キャラクター募集をかけて、公募しました商品の第一弾が完成しました。

ミニタオルへの刺繍で、サイズがかなり小さいので手直し等が大変でした。
ゆかり
ゆかりチャンです。 かわいらしく出来たと思います。

まゆ美チャン
 まゆ美チャンです。どうでしょうか?

きりゅうクン
きりゅう君は色遣いが苦労しました。刺繍の糸が重なる部分が多いのでバージョン4になるのかな?

何といっても、おり姫チャンの刺繍が大変でした。
完成に掛かる時間・手直しの回数等が一番大きかったのがおり姫です。
おり姫

ミニサイズの刺繍で表現できる限界に挑んだような傑作になりました。

 かなり力作(自画自賛?)揃いなので、まだ値段が決定していませんが、近日発売予定です。数も揃っていないので、桐生のわたらせ等の販売分だけで、HPショッピングの分がないかもしれませんが、その場合追加で制作していきたいと思います。

 
また、キャラクターの産みの親の方々には、直ぐにに発送したいと思いますので宜しくお願いします。

 かなり、キャラクターの評判が良いので、第二弾の企画商品が早めにできるかもしれません、期待してください。

森秀織物

2009年06月19日(金)更新

おもしろい本読みましたので紹介します。


 最近読んでいてこれは面白かった!為になったという二冊を紹介させていただきます。
佐藤昌弘先生、「凡人が最強チームに変わる魔法の営業ミーティング」
 これは、会社の営業に関する考え方・ノウハウを根本から見直す本です。
そして、なにより会社経営者・営業マンだけでなく、普段の生活にも活かせる考え方が書かれています。
 面白いです!一気に読んでしまい、二度ほど読み返しました。でもこれは続編で、すでに発刊済みの一冊があるようなのでそちらも読みたいと思いました。

井寄 奈美著 小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方 こちらは、いより先生の中小企業経営者向け読本です。、関西弁を織り交ぜながら原則論と様々な労働契約・給与計算・社会保険など特定社会保険労務士でもある立場からわかりやすい事例で説明されています。
 この種の本は、非常に勉強になるのですが、大体難しい計算などで眠くなるものです、この本は、いよりん先生の関西弁のリズムに乗ってスラスラと読めました。
 経営者以外の方が読んでも為になると思いますよ。

2009年06月18日(木)更新

ご質問のありました、桐生織・お召の特性。

 本日、ご質問のありましたお召の特性についてです。洗えるのか?

 雨・水に濡れた場合に縮むのか?というご質問でしたが・・・簡潔に申しますと、縮みます。しかし、通常生活で心配するようなことはありません。
 土砂降りの雨の中、傘も無くお着物で歩いたり、お酒などを大量にかけると・・・駄目になると思いますが。
 むしろ普段心配していただきたいのは、湿気です。
御召もそうですが、どのようなお着物であれ・洋服でも湿気は大敵です。シミ・くすみ・カビなどの原因にもなりますし、嫌な匂いもつきます。
 あまり着ていないお着物こそ、シーズン毎にはタンスから出して、広げて呼吸をさせてあげましょう。何年もしまいっ放しでは、しわ・汚れの原因にもなります。

 では、縮んだ場合にどうするのか?ということですが。部分的な場合には、基本的にそのままで結構です。自然に治ります。
 ひどく濡れてしまった場合や、手洗いなどで濡れたまま強く擦ったりしますと元に戻りにくいですが、通り雨に少し濡れた程度・コップのお水を少し零した程度では大丈夫です。きちんと拭いていただき、軽くひっぱりながら影干しをしてください。
 もちろん、撥水加工などにより完全に撥水して縮むのを防ぐこともできますが、それでは生きている生地でもあるお召の特性が台無しになる可能性があります。
 また、加工したお召が縮んだ場合には元の生地には戻らない可能性もあります。

 

 着物としてドライクリーニング出していただくのは何の問題もありませんが、問題は、自宅で洗われる方です。
 全体的に水に漬けてしまったお召は必ず幅出しをしなければならないので解いて縫いなおしになります、自宅では難しいと思います。では、その昔はどうしていたか・・・洋服・洗濯機の無かった時代には、皆さんお着物を自分で洗う技術・幅出しのような作業も、和裁も自分で行えていたのです。

 いずれにしても、どのようなお着物であれ洗う場合にはその道の専門家に相談してから行ってください。
 
 森秀織物

2009年06月16日(火)更新

豆腐懐石のお店を紹介いたします。

今日は、近所の若宮さんを紹介します。
ご存知の方もいるとは思いますが、桐生では有名なとうふ懐石のお店です。お値段はランチで1575円からです。
若宮さん

のこぎり屋根の建物も趣がありますし、囲炉裏端で美味しく、とってもヘルシーな豆腐料理が次々に出てまいります。桐生はお水が奇麗なのでとうふもより味が引き立てられるのだと思います。
若宮 入口

人気があるので、予約してお食事に行くのが確実だと思います。おかみさんもとっても親しみやすい方ですよ!
参考館から歩いていける距離です。定休日がありますのでお問い合わせください。
桐生 若宮 とうふ・ゆば料理

2009年06月15日(月)更新

御召織の作業工程2

御召ののり付け作業です。
この時期は湿気も多いのであまり良い環境ではありませんが、素早く作業すれば問題ありません。

御召のり付け

これはのりを均等に絹糸に練りこみ、しごいていく棒です。

このあと、糸をボビンに巻いていよいよ八丁撚糸機の出番です。
八丁撚糸機

撚り糸にさらに強撚糸を入れていきます。1メートル間に2000回転以上は撚りを入れていきます。

経糸玉
前々回、紹介した経糸の整形機で経糸の玉をつくり、織機に取り付けます。

 そして、経糸を一本毎に繋いでいきます。
経糸のつなぎ

 こういった機械も用いますが、基本的に手作業です。
繋ぎ機械
 つなぎ作業自体は順調にいって1日~2日ほどです。

御召の場合は、先染めの絹織物の中でも準備工程に時間が掛かり、織の工程になるまでだけでも1か月~3か月を要します。
御召織機
 織機にかかっている経糸に強撚糸のよこ糸を打ち込んでいきます。30メートルぐらいを一柄で見立てて、一週間ぐらいで織りあげます。

 この後、湯のし工程・しぼだし・整理などもあるので、完成までに半年掛かりの柄もあります。

 森秀織物 お召織



 
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会社概要

当社は明治十年半農半工の形式で始まりました。初代の森島秀により力織機による御召の製織を研究、成功を見、以来各工程を逐次機械化し現在のような設備と方法になりました。...

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個人プロフィール

 1971年三重県四日市市生まれ、結婚を機に群馬県桐生市に。織物のまち桐生で、機屋と呼ばれる会社を引き継ぐ。織物・染色に関する体験資料館、織物参考館“紫”ゆかりを運営する傍ら、御召機屋として、八丁撚糸による伝統工芸技術完全復活を2004年に宣言。きりゅうまちづくり活動に参加、桐生織物協同組合・...

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