森秀織物 代表 長谷川博紀 桐生織り御召 のこぎり屋根で伝統を織り続ける | 経営者会報 (社長ブログ)
御召織発祥の地にて、後世に残せる事、今しか語れない事 日本の織物・着物文化を次世代に伝える! 森秀五代目 長谷川 博紀
2009年06月12日(金)更新
取材・教育テレビでの放送
教育TVの番組枠で、お仕事紹介!というような趣旨で織物に携わる人間を紹介するそうです。
泉織物さんの女性従業員さんが取り上げられていて、その周辺の織物工場、という形でわが社の工場にも撮影に来ていたようです。
放送日は7月14日の23:30予定だそうです。
森秀織物 織物工場見学
2009年06月12日(金)更新
明日より名物裂の復元文様展開催です!
明日13日(土)より、21日(日)まで、栃木県足利市のもみの木ギャラリーにて名物裂の復元文様展開催です。(栃木県足利市本城3-3892 日赤病院そば tel 0284-21-4500)
今回は、お召も展示いたしました。
御召小物も揃えました。
帯も多数取り揃えました!
名物裂のバックも一堂に揃えました!
また今回特別価格となっているバック・小物がございます。詳細はギャラリーにて
どうぞお出かけください!
もみの木 時間11:00~18:00 (最終日17:00まで)
森秀織物
2009年06月12日(金)更新
倫理法人会さんで講話をしてまいりました。
本日は、前回のローターリークラブさんに引き続き桐生倫理法人会様にお招きされ、講話をしてまいりました。
「私の好きな桐生・織物と歴史のある町」とテーマを掲げお話させていただきましたが、やはりこちらもズラリとならぶ諸先輩方を前に緊張してしまいどれだけうまくお話できたかは疑問ですが、40分ほど誠心誠意話してまいりました。
初めて倫理法人会様のモーニングセミナー会合に参加しましたが、毎週金曜日に朝5時半から開催されているとの事、本当に頭が下がります。
青年会議所でも早朝に行われる事業ありますが・・・やはり夜の会合が多いので、毎週早朝からというのは・・健康的で爽やかな印象を受けました。
また、百数十名という会員の数・活動の活発さにも驚かされました!
それでもみどり市倫理法人会と分会して半分ぐらいになったとの事、驚きました。
今年は、青年会議所の役職で様々な会合・会議に呼ばれていますが、時間の都合つく限り出席するようにしています(それでもどうしても重なってしまいますが・・)本当に皆様がひとり一人の分野で活躍されているのだと改めてこの地域の逞しさ・明るい未来を感じました。
本日、お世話になりました皆様誠にありがとうございました!
森秀織物 長谷川 博紀 織物参考館“紫” ゆかり
2009年06月10日(水)更新
整形から織の準備工程へ。手織りなど
経糸整形に引き続き、織の工程を紹介します。
ソウコウ・筬に全て経糸を通すとこのようになります。
玉と呼ばれる、経糸が巻いてある棒状の木材も取り付けます。
うまく開口するか?経糸は切れていないか?間違った筬に通していないかチェックしながら織り始めます。
いわゆるバッタンと呼ぶ部分です。緯糸をシャットル(飛び杼)に入れて織っていきます。一定の力でバッタンを打ち込んでいきます。
緯糸に青い糸を入れていくとこのような生地が姿を見せてきます。
ちなみに、隣では手織り教室の生徒さんが、縞模様の織物を織っています。
さらに奥では、手べえを行っていました。手間の掛る作業ですが楽しそうです。
織物参考館“ゆかり” 手織り体験・手織り教室
森秀織物 お召 桐生織
2009年06月09日(火)更新
織物準備工程 経糸 整形
先ずは織りたい柄から計算をして経糸の本数と色糸の配色を設計します。
それに応じた経糸を染色・撚糸をして準備をします。

次に、準備する経糸のボビンを必要な数だけ準備します。
それを、整形機のボビンに用意いたします。

たくさん並んでいますが、これで全部ではありません。
設計に基づいた基本形がこの色糸で、これを応用しながら経糸を整形していきます。

200本~300本ぐらいの経糸を基本に筬を通してドラムに経糸を捲いていきます。
これを何度も繰り返して5千本~一万本の経糸を作っていきます。

経糸は巻きつけられていく時に、少しづつ左にずれるようになっています。
また、この段階でもアヤ(糸が絡まない仕掛け)を作っておきます。

勢いよく回します。ある程度のテンションをかけます。

余談ですが、このドラムの回転単位はヤードを使います。
引き込んでいる筬の単位は尺(一般の尺と違う寸法です)、インチを使います。
絹糸の単位はデニール・デシテックスです。
センチ・グラムは出てきません。
総本数を捲いた経糸を織機の仕掛けに収めていきます。

経糸を一本づつ、ソウコウ・筬に通していきます。
半日から、2日程掛る作業になります。途中で引き込み間違えると予定していた柄にはなりません。

手元はこんな感じです。

かなり端折ってしまいましたが、経糸の準備工程は大まかにこのような作業になります。
当然ながら、実際に織っている時間よりも準備工程のほうが時間と手間が掛かります。
その後横糸を織り込んでいきます。
森秀織物
2009年06月08日(月)更新
日本の近代産業遺産でもある富岡製糸場
先日、行ってきました富岡製糸場の写真などを紹介いたします。
入口はこんな感じです。垂れ幕などありますが周辺が狭い道路なので目の前に来ないと分かりにくいです。駐車場は少し離れた所にあります。
以前は無かったおぎのやさんが出来ていました。残念ながら釜めしは売り切れとのことなので、おにぎりセットをいただきました。
場内は、禁煙・飲食禁止なので食事を済ませて入場です。
元は、食堂・控え室だった場所で会議を行わせていただきました。
見学の案内人の方から丁寧に、歴史・当時の様子などを説明していただきました。
製糸場内部に入ります、以前はここに入ることも出来ませんでした。
もちろん、現在は稼働していないので機械は動いていませんが・・・デモンストレーションではなく、生産することを前提に機械を動かす計画もあるらしいです。
そう簡単にはいかないとの事ですが。
なんでも、この大屋根・下のスペースを確保するためのもので当時の日本木造建築では画期的なトラスト構造だそうです。フランス人技師たちの設計なのだそうです。
そして、明治政府の官営で行われた、模範モデル工場としての位置づけで、歩合制・週休制・品質管理・年間労働時間の管理などを日本で初めて導入されたそうです。
また、女工さん達は、労働者階級ではなく全国の町の名士の娘さん達が集められかなりの待遇で教育を受けながらの労働だったようです。
食事・寮・職場のお風呂なども近代での日本工場にはまだ無かった時代の福利厚生だったようです。 それが、お土産の女工さんカレー、当時の味を再現しているらしいです。
ガラスも何気なくありますが、当時としてはこれほどガラスを使用した工場は無かったとのこと。
レンガの使用した数も半端ではないとのこと、製糸場のレンガを積み上げた職人さんたちが、その後そのまま東京駅の駅舎のレンガ職人さんになったそうです。
ちなみに、テラスのところにいるボランティアさんは、レンガの傷み具合を一個づつ点検しているとの事です。気が遠くなる作業です・・・御苦労様です。
ちなみに、女工さんカレーのパッケージはこのレンガと同じ大きさだそうです。
売店前に移動すると・・・お蚕さんの模型が・・・と思ったら。
生きていました、動いてます。
なかなか元気なお蚕さん達です。頭をもたげているの見受けられますますので、もうすぐで蛹になるのかもしれません。結構大きくなっております。
元気に繭になる日も近いでしょう。
富岡製糸場のご案内
織物参考館“紫”
2009年06月06日(土)更新
富岡製糸場に行ってきました。
普段ではあまり入らない場所を見学できるなど貴重な場面もありました。
また、少しづつではありますが、周辺の駐車場・食事のお店・お土産店など整備されてきたようです。以前は何もありませんでした。
富岡製糸場カレーなるものをもらってきたのでそれも試食して合わせて写真とご報告を、後ほどいたします。
2009年06月04日(木)更新
織物参考館で夏休み・体験学習を募集中!
織物参考館の夏休み・体験学習を募集中です。
染色の体験で藍染はもちろん、今が旬の草木を使用した染め物など各種ご用意しております。(要予約)
手織りの体験では、桐生式高機を用いコースターなどの可愛いサイズからテーブルセンターまで体験で織ることができます。
夏休みの課題学習に如何でしょうか?
予約受付数に限りがありますので、お早目のご予約をお勧めいたします。
また、地元の群馬在住のお子様については“ぐんまちゃん”のぐーちょきパスポートが適用されますので、御来館の際は必ずお持ちください。
また、小学校・中学校・高等学校・専門学校の団体見学は現在9月分を受付中です。9月中に予定されている学校様はお早めにご連絡ください。
団体様20名以上の場合は、団体割引など特典もございます。
織物参考館“紫”
2009年06月03日(水)更新
鶯が鳴いています。
昨日、今日と庭で鶯が鳴いています。
写真を撮りたかったのですが、警戒心が強くなかなか近づけません。
なんとか、撮った一枚ですがどこにいるかわかりますか?真ん中あたりの木の中にいます。
ところで、先日のドラマは桐生のまち・織物などたくさん映ってましたね!
早速、ロケ地めぐりのお客様が何人も見えています。どこで調べてくるのでしょうね?
参考館の入り口が映っていたのわかりましたか?
わが社の職人もちらっと映っていました。当人もすごく恥ずかしがっておりました。
渡良瀬渓谷鉄道など、トロッコ列車がよく映っていました。
今、一番良い季節だと思いますので、どうぞ桐生までお出かけください!
織物参考館“ゆかり”
森秀織物
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