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2012年04月28日(土)更新

そろそろGW 日食グラスも用意しておきましょう。

 そろそろGWです、織物参考館もお客様が毎日たくさん見えております。有難うございます!
イベントも御召展なども開催していますので、どうぞお出かけ下さい。
 昨年の今頃は工事・復興でどうにもならない時だったので、時の流れの速さを感じております。
まだ残している補修もあるので、来館者に迷惑を掛けないように改修していきます。

 さて、時の流れは本当に早くて、何年後だな~と思っていた金冠日食がもう来月に迫ってきました。
今回は、日本本土の殆どで綺麗な日食が見られるのできっと本番直前では大騒ぎになるかと思い
今のうちに準備を始めました。




その時に、色々日食グラスのアレコレが分かったので書き留めておきます。ご参考に。

 金環日食用グラスが欲しくて、色々調べました貴重な情報も分かりましたので皆さんにお知らせします。一番楽しみにしている子供達に安心して見てもらえる情報です。5月21日午前の為に
ネットでは、怪しい店舗・商品が氾濫しています。値段も違い過ぎて驚きますよ、どうせ一回しか使わないから安物買いでも良いか!となりがちですが・・・今回は、安全に関わるのでいい加減では危険ですよ。http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/faq.html  国立天文台Q&A
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/soecl/howto.html 安全な使用方法
特に、直前になって駆け込みで購入される場合には吟味される間も無く買ってしまうのではと心配です。購入される予定があれば早目に、店舗・専門店・ビックカメラなど家電量販店で選んで下さい。
 
〇 やっぱり安心・安全の日本製(光学機器メーカー) 様々な量販店でも違うデザインで採用。
Vixen ピクセン『日食グラス』 世界天文年2009日本委員会推奨・小中学校日食観察キットに採用。1,500円~2,000円程度 お面型・手で持たなければならないが日光から隠れる面が多い。
とにかく様々なデザインで人気・仮面ライダーなどもある。お店でも良く見かけたが・・・売り切れ間近!
http://vixen.co.jp/ メーカーHP
http://item.rakuten.co.jp/loupe-studio/eclipse-glass-k3/ 楽天 メール便発送あり

〇 国際基準を満たしているアメリカ製 2,000円はちょっと・・・と言う方向け。
紫外線・赤外線サウサンドオークス光学社 800円~1,000円程度
CE(ヨーロッパ共同体検査) EC DIRECTIVE89/686/EEC
メガネ型・手で持つ必要がないが、少し頬などが心配 子供は使い易いかも。値段の割にデザインが。
http://item.rakuten.co.jp/sancyokubin/sev/ 楽天 メール便発送あり

〇 日本製でもっと安いのは・・・これ
アイソテック 日本製など JIS規格もクリア 作りは雑誌の付録のようなもの
CE(ヨーロッパ共同体検査) EC DIRECTIVE89/686/EEC
価格は400円~1,000円程度とリーズナブル うちわタイプ(自分の様に眼鏡用)がある。
難点は、直販を見つけるのが難しいかも?国立天文台ショップなどで販売採用。
http://www.astronomy2009.jp/ja/products/iya_selection/100isotec_eclipse/accept.html 
http://www.lcv.ne.jp/~takei920/denen/isotek/kamimono/kamimono.htm 直販・大量購入用
http://item.rakuten.co.jp/star-item/10000031/ 楽天 メール便発送あり
 
 その他調べると色々ありました。規格を満たしているもの、本当にそうなのか疑問なもの。
まとめ買いで一個100円しない〇〇製のものありましたが・・・それは子供には使わせたくありませんね。〇〇製と謳ってあるのはまだ良くて、日本製!と堂々と虚偽を書いてあるショップも発見しました、注意して下さい。ピクセンに形だけ似ているものもありました。ブームに乗じて何でもあり状態。
私たちは子供の頃、学校で下敷き・黒く塗ったガラスで見ていた記憶がありますがあれが大きな間違いだったようで非常に危険な行為のようです。特に子供は注意!確実に視力が悪くなるそうです。
とくに紫外線は極度に目を傷めるようでそれは唯の黒いフィルムでは全く防げないそうです。蒸着のものは銀色
安ければ悪い・・とも言い切れませんが、安全かどうかは自己判断でお願いします。
私は、〇〇製の商品では何の信頼性も感じられませんけどね。基準クリアと言われてもね、それ自体の真偽がわかりません。最終検査が日本や信頼出来る国の公的機関でクリアしていない物は本当に心配ですね。

 まとめとすると、安くても安全性に直ちに問題があるとも言えないが、保障も無いと言う事。それと値段なりに綺麗に見えるようです。安いものは輪郭がボケたり、太陽に色がついたりして見えるそうです。
日本製で安心して使える他メーカーの物もありますので、お早めに家電量販店などで直接お確かめ下さい。ネット販売では手軽に安く買えますが、その販売店の良心に委ねられている部分があります、目に危険を及ぼす可能性もあるので十分にご注意を、参考までに私が購入した店舗をリンクしておきます。購入に際しては店舗など良くご検討下さい。ネット購入はリスクがありますのでお忘れなく。
※ メール便で購入される場合は、二週間以上余裕期間を見ないと間に合わないなんて事もあり。5月注文は宅配便が賢明。




 実際に到着したグラスを使って太陽を見ました。今回チョイスしたものは綺麗に見えましたが、やはりピクセンの物は
伊達なお値段では無いですね。抜群に綺麗な太陽です。300円のものはちょっとオレンジ・・・それなりに綺麗でした。

本番綺麗に見られると良いですね。快晴となりますように!わがまちでも晴れますように祈ります。

当日、グラスが無くて困った人は織物参考館まで来ていただければ私見ておりますのでお貸ししますよ。どうぞ遊びに来て下さい。

長谷川 博紀
織物参考館“紫”
0277-45-3111
http://www.morihide.co.jp/index.html

2012年04月07日(土)更新

展示会のお知らせです。森秀織物



 4月13日(金) ~ 17日(火) まで、高崎・大和屋さんにて展示会です。
当社は御召・帯など桐生織の和装を中心に、シルク展なので絹工房さんの富岡製糸場のシルク石鹸・桐生シルクさんのシルクの洋服・ストールなどが展示・販売されます。

 お近くまでお越しの際は大和屋さんの珈琲を味わいながらお立ち寄り下さい。
12日は、グリーンドーム前橋にて、全国法人会女性大会の群馬ブースとして出展しております。どうぞ宜しくお願いいたします。

森秀織物 長谷川
0277-45-31111

2012年04月05日(木)更新

桐生織 御召・おめしの試作品柄を少し紹介。

新年度になりました、忙しく学校関係・行政の方々が移動の挨拶に奔走されている時期となりました。

さて、伝統工芸品として当社の看板にもなっていおるお召しですが、新作というか新しいラインで作り始めております。
もう少し早くお目にかけたいところでしたが、やはり全く一から作り直している工程もあるので思いがけず時間掛かってます。
これも、良い物を作りたい一心なので我慢のしどころです。

 主に市場で不足していると思われる、『男物』のお洒落着物を目指しており、色使い・生地の風合いも御召の枠の中で柔らかくしたり、斬新なデザインと色使いで試行錯誤をしています。一番難しい事は価格を抑えたいと考えているのですが、絹糸を取り巻く原料環境がどちらかと言えば、値上がりや、良い国産糸を入手するのが非常に難しくなりつつあり、既存のラインでは値上げをしたい程です(ユーザーの事を考えると、そんなに簡単に値上げできませんけどね)。
 そんな環境で、さらに価格を抑えた着物に挑戦する事が、また一つ伝統文化の継承にも繋がれば良いと信じております。
(文章に書くと凄くとても重たいですね、要は着物を作る・・・それが皆様に認められる・・・・販売・展示・・・・また作れる・・・)というサイクルが無くなれば、『御召』自体がお終いだという話なので、今出来る事を試していこうという気持ちなのです。

今さらながら、ブログタイトルにもなっておりますので改めて御召を織り続ける意気込みを書かせてもらいました。
一部試織柄紹介






実際に手にとって見れるのは今月末位からでしょうか、『新・おめし』として展示会もその後予定しています。

伝統御召について、たくさんお問い合わせ有難うございます。直接来られるお客様もいらして感激ですが、展示会などで製品が会社にあまり無い場合もあります。是非、お越しになる場合には先ずお電話・メールなどで事前にご連絡下さい。確実にご覧になっていただく為です。
また、常に在庫数もお店のようにたくさんあるわけではないのでそれもご承知下さい。原則、ご注文をいただいて作っております。

オリジナルのデザインの着物・帯が欲しいなどのご要望もありましたらご連絡下さい、全てのご要望にはお応えできないかもしれませんが、私が出来る事は対応させていただきます。ご質問などもお待ちしております。

どうぞ宜しくお願いいたします。

森秀織物 株式会社
0277-45-3111
群馬県桐生市東4-2-24


2012年02月04日(土)更新

高島屋展示会での御召展 御礼!

 今年も高島屋展示会での御召展示終了しました。群馬県 群馬展
沢山のご来場誠に有難うございました、新作御召が会期途中からのお披露目となってしまいました。
あらためて、お披露目したいと思いますのでお知らせお待ちください。











 年々御召の人気が高まっているのを感じます。それだけ国産絹糸で作られた伝統着物が貴重になってきているのだと思います。
また、リピーターのお客様が多いのも感じます、それだけ実際の着心地・手入れのしやすさ・先染めの上品さに惚れ込んでいただいてのことだと思います。

 今年は新作御召だけでなく、新しい着物地も作っていきます。

何となく言いそびれていましたが、伝統工芸士の資格試験 桐生織・製織での取得となりました。まだ未熟ですがどうぞこれからも宜しくお願い致します。



 







ぐんまちゃんだけでなく、おいでちゃんも参加して群馬展賑わいました。
お買い上げ・ご参加いただきました皆様有難うございました。

 森秀織物 長谷川博紀
http://www.morihide.co.jp/index.html

2012年01月22日(日)更新

ぐんまの絹糸 純国産 ひな人形展 開催中です

今年で3年目になりました。上州・ぐんまの純国産 ひな人形展 開催中です。

毎年好評をいただいております。














わが社で織りました名物裂(ぐんまの絹)の帯生地を贅沢に使ったお雛様です。名物裂というのは、正倉院宝物の裂地から復元された織物の柄を指しており、茶の世界・着物・着付けの世界では正式に上品ながらとされ、その名前・由来などを披露する習わしがあります。
 もちろん、皇室などでも正式な場では着装・敷物などとして使用され、皆さんもTVなどでご覧になった事があると思います。
 所謂、名前・由来の無い金襴地とは区別される高級な織物の事です。



 ひな人形を作成していただいているのは前橋の伝統工芸士・島久の田島さんです。石膏などは使わず、「イタボガキ」を使用した、平安時代から伝わる技法で制作しているとのこと。顔も一つひとつ手彫りです。私の写真で細かいところまで伝わるか・・・不安ですが、是非本物をご覧ください。素人目に見ても明らかに、顔に美しさが際立っています。機械の石膏モノとは全然違います。微笑しているのに、凛とした表情にも見えて、目元に気品のあるところは機械製の人形には絶対にできない表現なのだそうです。


 











もう一つ、こだわりの点は、絹糸も国産・ぐんま産に拘り、群馬県・碓井製糸さんのブランド生糸「世紀21」を使用している事です。
 確かに、近年の外国産絹糸の上質な物は国産と変わりのない品質まで来ていますが、やはり大事なお子様のひな人形に使われる絹糸です。日本の気候に合った生糸で、もともと皇室に飼われている小石丸から派生したお蚕さまの生糸です。キメが細やかで、光沢も上品となります。

 また、縫製も田島さんの手仕事で、裏地を少し見せながら重ねる着物の裾。
二等辺三角形に見える人形と着物の張りなど、ミシン縫いの着物とは全く違う仕上がりになっています。本物の着物・帯と同じですね。
 洋服では、ドレープ感が重要視される事もありますが、正装の洋服もそうですし、着物・和服では柔らかな手触り・表情がありながら如何に直線的な張りを出せるかが縫製の腕の見せ所です。
 織物の世界でも、張りは重要なポイントです。
張りがありながら、しなやかに着物襟元が収まっている事も、伝統的な奇跡の技法であると田島さんが力説されていました。「確かに、何重にも重ね着をしているのにスッと胸元に収まっています」

 












今時のお雛様も残念ながら絹糸を使用している生地は殆ど無いそうです。それに、国内で生産しているものも数パーセントも無いそうです。
 女の子の魔よけ・厄除けの意味があり。お嫁に行くまで無事に健康に育つようにとの、大事な想いのこもったお雛様
 群馬県だけで100%制作されたお雛人形を是非見に来て下さい!

 お値段もお手頃にしていますが・・・何よりも、一度人形・糸・織りなどの伝統工芸士が合作したお雛様の気品の素晴らしさを見ていただきたいと思います。残念ながら、言葉・写真では伝えきりません。
肝心な事忘れていました。広告です。
織物参考館“紫”の織倉にてこの森秀織物・島久 合作の上州お雛様の展示販売会を行います。2月末までの展示予定ですが。現品が売り切れてしまえばお終いになります。注文生産もできますが、もし、今年のご用命ならお早めにご注文いただきたいと思います。全て手作りなのでお時間が少々かかります。
 お値段は・・・十数万円から色々ですが、何れもかなりお買い得だと思います。何故?それは、我々メーカーの直販だからです。もちろん見学は無料です!!是非、着て下さいね。

 森秀織物 長谷川 桐生の織物 絹織物

2012年01月11日(水)更新

高島屋 群馬展での新春おみくじを行います。

 今月、25日から開催されます、高崎高島屋 群馬展での新春おみくじを行います。
群馬展自体でも、温泉宿泊券などが当たる大抽選会・各店舗の景品・ハガキ持参の方には群馬のお醤油・梅干などプレゼント企画がありますが、当店舗でもおみくじを行います。
 第33回群馬展(ふるさとの味と技の競演)

 
 森秀織物より、恒例の展示会おハガキが届きます。ご住所をお伺いしているお客様だけに届きます。
そこに、森秀のキャラクターが印刷されていれば、それだけでラッキー!さらにキャラクターによりその幸運度がUP
プレミアキャラクター(当たる確立77分の一)だった場合には、ささやかなプレゼントもご用意しております。

 どのキャラクターがプレミアかは、群馬展のもりひでブースにて発表していますので、どうぞご来場の上お確かめ下さい。
その際、ご来場プレゼントでおハガキを使われる前に、先に一度もりひでブースまでお越しくださいね。
 あなたの今年の幸運度!をお楽しみに、どうぞお気軽にお出かけください。





 







 








お着物の疑問?お話などご希望の方に朗報です。27日金曜日 と30日月曜日は 和裁の堀田先生が参加していただける予定です。
和裁の事、着物の着付けのお話などご相談あれば是非この機会にお話してください。お着物も着てくださるようです。
 新作発表できますよう、御召も現在制作中です。ご期待下さい!

※ 31日の最終日まで、長谷川毎日おりますが所要のため初日夕方など不在の場合もございますのでご了承下さい。
担当者はおります。ご来場される時間ご予定あれば、080-3893-6011までご連絡下さい。
尚、例年通り最終日31日は15時までとなっております。お間違えのないようお願い致します。


森秀織物
長谷川 博紀
0277-45-3111

2012年01月07日(土)更新

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 2012年が始まりました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年は、本当に色々な事がありましたね、是非今年は明るい年にしたいですね。
まだまだ、大変な状況である方々をいつも忘れずにいたいです。

さて、早速一月は、銀座の群馬ちゃんちにPRに行きます。1月17日サロンドGにて、桐生のお召をPRです。

当社恒例の展示会・販売会なども行われます。高崎高島屋さんの群馬展も1月25日から開催されます。昨年より規模が大きくなって、5Fフロアも使用するようです、どうぞ遊びに来てください。大抽選会も豪華商品揃えてあります。

お召の新商品も続々開発中です。柄も、風合いも、価格も今までとは違うラインで登場しますのでご期待下さい。
男物が中心になりますが、落ち着いた雰囲気で気軽に着れる着物・おめしを作りたいと思ってます。

今年は、様々なところにも出張依頼がきておりますので、多方面でお目にかかることあるかもしれません。
歌舞伎の小道具として織機を貸出などもする予定になっております。
博物館の特別展示で、ジャカード織機も織物参考館から出張する予定となっています。

伝統の基本は忘れずに、様々な試みに挑戦する年にしますので、どうぞ宜しくお願い致します。

長谷川博紀
森秀織物株式会社

2011年12月19日(月)更新

着物の色々・・

 着物を織り、お召の販売をしておりますが、直接販売だけではお客様との触れ合い・要望は聞けてもマーケットのニーズが分からないことも多くて、当社ではあまりすすめていない卸販売も少し行なっていくことを計画しております。
 そこで、当然ながらお客様のニーズがつかめないとお話にならないので、知人のつてを頼って京都・大阪の呉服販売店さんにお邪魔して色々教えていただきました。お世話になりました皆さん、本当に有難うございました。

 やはり、東京のお店・お客様とは動向が違いますし、柄の雰囲気も違いました。改めて、西と東の文化の違いを認識しました。
勉強になります。
 関東で受けても、関西ではあまり・・という反物も多く見せていただき柄そのものよりも、手触り・ドレープ感の捉え方も違うと感じました。



 








桐生の織物は、打ち込みがしっかりしていて生地も丈夫ですし、柄も悪くないという評価をいただいているようですが、やはりこちらでかなり柔らかい風合いをだしていても、関西ではまだ硬い!と捉えられるという事があります。難しい・・ですね。
 織の文化・染の文化もあるでしょうし、同じ町民文化でも、京都・大阪・江戸では大分方向性が違っていたのがまだ影響していると思われます。













 私や、販売店の方から見ても、何故売れているのか分からない?反物もありました。
技術・デザイン・歴史・価格以外にも、ブランド力で売れているものも多いですね。素材は決して良くないケースもあると思われますが・・
因みに、写真に映っているのは全て確かなもので、産地もはっきりしてますし、売れ筋の着物なので誤解しないでください。

なんとか和文化の象徴でもある着物をもっと若い世代の方に楽しんでいただきたいので、
 色々、価格も含めて新しい着物地を作っていきますので、楽しみにしていて下さい。確かなもので価格を抑えて、これが一番大変なんですけど頑張ります。

PS、本日月間『ニュートップL.』編集部の 田中 学 様が桐生まで取材に来ていただきました。遠いところ、有難うございました。

森秀織物 株式会社
桐生織り お召 http://www.morihide.co.jp/index.html

 

2011年12月01日(木)更新

もう師走になってしまいました。

 今年は本当に色々ある年でした、震災はもちろん様々な災害や出来事がありました。
気候も少し異常で、まだ暖かいので油断している間に、12月になってしまいました。
 会社も、やっと震災被害の応急工事を済ませて本格営業し始めたばかりの感覚もあるのですが・・・今年ほど一年が短く感じた事はありません、自分が年齢を重ねたせいでしょうか?皆さんは如何ですか。
  
 さて、年末に向けての当社の織物カレンダーもあと少しでお取引先様にお渡しが終わると思います。小売販売の方も人気柄が売り切れになってきましたので、そろそろ終わりそうです、鶴と日の出柄が人気でした。
このような状況でのご注文は本当に有難いことで、今年ばかりは『もう受注が無いのでは!?』と危機感がありました。実際ご注文も皆さん遅かったですし、当社の工場建物も被災したので、いずれにしても春先はヤキモキしているばかりで、織物の仕事が全くできなく、被災地支援に参加したり・会社建物の瓦を下ろしたり、上げたりしていました。(瓦屋さん順番で直しに来ていただいたのは先月の事でした)

 そんな年でもチャレンジ出来る事もありました。
先月に、織物の伝統工芸士の試験を受けました、もちろんこの年になっての試験体験は新鮮なもので緊張するコトばかりでした。
筆記試験だけでなく、実技試験などもありどこまで評価いただいたのか分かりませんが、良い経験でした。
 受かる、受からないで何か変わることより、織物の仕事に関わる者として一つの区切りにしたかったので資格を得た今年に受けてみたのです、結果はまだ出ていません。

 織物参考館 紫 も創設30周年の節目の年でした。
周年記念の行事は震災の影響で中止となりましたが、市内のボランティアの方や皆さんの励ましにより7月には本格再開をして、その後9月10月にはかつてないほどの来客を迎えることができました。
 アド街ック天国などでご紹介いただいたことや、群馬県・JR東日本のぐんまキャンペーンによるところが非常に大きかったと思います。
本当に有難いことでした。

 そう言えば、先日織物参考館にも訪ねて来てくれた、ポチたまのだいすけ君が急逝したそうです、元気で活発なだいすけ君でしたが突然のことでした、本当に残念です。桐生に来てくれた時の様子は12月2日に放映されると思います。内容が変更されるかもしれません。

 そして、今年一番嬉しかった事は(まだ、今年終わってませんが)実弟のお店がミシュランの☆を頂いたことです。
先日、突然の吉報だったのですが、本人曰く あまり取り上げられてお店が混んでしまうと常連さんが来づらくなるので手放しでは喜べないので、その旨お断りしたそうですが(システムが良くわかりませんけど、お断りしても掲載はあるそうです)
 本来、取材なども断っているようですが、こういった機会に客観的な評価をいただいたこと自体は喜ばしいことなので私は嬉しいです。
そういった事情もありますので、このページでは具体的なお店の名前や場所は書きませんけど、ご利用いただいている皆様の御陰だと思いますので、どこのお店の事かお分かりになる皆様方に感謝をいたします。
 暫く、予約など取りにくくなるかもしれませんが、末永いお付き合いをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 新年の展示会に向けて、新しい群馬の絹糸で御召(着物)を試作しております。ちょっと雰囲気の違う着尺になりそうです。どうぞ期待してください。





















 新年は、干支にあやかって昇り龍といきたいものですね。

2011年07月27日(水)更新

きりゅう映画祭・満員御礼! 桐生映画を通じて魅力発信できました。

7月24日に行われました、桐生映画祭満員御礼となりました。立ち見も出ました。1,500席の座席が埋まるのか心配しておりましたが、民さんの期待はそんなものではありませんでした。

詳しい様子は後ほど、東京開催の時もそうでしたが前売りチケットが完売しての開催となりましたので、当日チケットがあまり用意できず、
せっかくご来場していただいた方にご迷惑をかける事になりました。申し訳ありませんでした。

全席自由席だった為に、来場数時間前からお並びいただいた方もおりまして、たくさんの方がこの映画祭を楽しみにして下さった気持ちに嬉しくなりました。

また、お帰りになる観客の皆様の『来年も楽しみにしています!』 『次も絶対に開催してね』という嬉しい感想もたくさんいただきました。

監督の皆さん・出演者の皆さん・関係スタッフと桐生の夜が更けるまで美味しいお酒がいただけました。本当に楽しい一日でした。

有難うございました。

そして、今桐生が別の形でもクローズアップされています。アド街っく天国(TV東京系)・タビノイロ(フジTV系)・その他たくさんの旅番組・ドラマで桐生が舞台となっております。うーん残念ながら、これから撮影予定の作品・番組はまだ詳しくご紹介できませんが、8月の各局の番組はきりゅうが一杯です。織物参考館も紹介されておりますどうぞ、お見逃しなく!

織物参考館“紫”
http://www.morihide.co.jp/senkyakubanrai/contact.html


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会社概要

当社は明治十年半農半工の形式で始まりました。初代の森島秀により力織機による御召の製織を研究、成功を見、以来各工程を逐次機械化し現在のような設備と方法になりました。...

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個人プロフィール

 1971年三重県四日市市生まれ、結婚を機に群馬県桐生市に。織物のまち桐生で、機屋と呼ばれる会社を引き継ぐ。織物・染色に関する体験資料館、織物参考館“紫”ゆかりを運営する傍ら、御召機屋として、八丁撚糸による伝統工芸技術完全復活を2004年に宣言。きりゅうまちづくり活動に参加、桐生織物協同組合・...

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