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御召織発祥の地にて、後世に残せる事、今しか語れない事 日本の織物・着物文化を次世代に伝える! 森秀五代目 長谷川 博紀
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2010年01月18日(月)更新
世田谷ボロ市・名物代官餅。今年の様子は?
今年も1月15・16日と世田谷ボロ市が開催されました。
昨年の12月の時よりも人出が多かった様に思えました。
名物の代官餅もかなり凄い行列ができておりました。
例年の事とは言え、寒いなか何十分も並ぶお客様の逞しさにいつも驚かされます。
最終日は一度も、途切れることなく行列が一日続いておりました。
しかし、非常に幸運な方は、このように行列が全くなく買えてしまうラッキーな方もいらっしゃいます。(行列をして、買うのが醍醐味だったりして、行列が無いと張りあいが無いかもしれませんが・・)、通常は、一日の間に行列が途切れる瞬間は2回ぐらいはあります。
しかし、美味しい代官餅を確実に食べたい方は、午前中から行列に並ぶのが一番良いでしょう。夕方に買いにきて、売り切れになっているの見てショックを受けている方々も結構見かけます。『もっと早めに買いに来た方が良いですよ!』と、思わず声を掛けそうになってしまいます。
夜の7時、8時に買いに来られている方もたまに見かけますが・・・
『私の記憶する限り、そんな時間まで代官餅が売れ残った事はありませんよ!』と心の中で呟いています。夕方4時ぐらいが運命の分かれ道でしょうか?2時ぐらいに無くなってしまった事もありました。
世田谷信用金庫様の駐車場で行われる、ふるさと物産コーナーも、とにかく凄い人出でした。各地の名産物が目白押しです。こちらも、夕方までに売り切れになるところもあります。
山形・山口・新潟・群馬の各産地食品が飛ぶように売れておりました。
桐生の織物にご興味を持っていただいた皆様、誠に有難うございました。
特に、御召のお話・昔の桐生のお話などできた事はとても楽しかったです。
織物産地としての桐生がどこまで産業形態を保って行けるか、厳しい時代になってきましたが、皆さんとお話ができて、またやる気と勇気が湧いてきたような気がします。
有難うございました!
それと、今年はとにかく寒かったです。
気温もさることながら、木枯らしが追い打ちをかけていました。寒い!その一言に尽きます。何故、そんな寒い時期にボロ市が行われているかというと、昔農民が農閑期に、ボロを持ち寄り、着物を交換したり、草鞋を編んだりしたものを販売したり、農機具を手入れするための道具を探したりと、この時期に行い始め、また、その楽市をお代官様が認めて、盛んになり四百数十年も代々続いてきた骨董市なのです。だから、曜日・気候に関係なくこの時期に開催されているのです。
現代では、寒ければ暖かい防寒着などを着こんだり、カイロなどありますが、昔の人々はどのように露天での寒さを凌いだのでしょうか?ただ只管我慢していたのでしょうか?いくら辛抱強くても限界があると思います。
ぐんま桐生 森秀織物 長谷川
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