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2012年02月04日(土)更新

高島屋展示会での御召展 御礼!

 今年も高島屋展示会での御召展示終了しました。群馬県 群馬展
沢山のご来場誠に有難うございました、新作御召が会期途中からのお披露目となってしまいました。
あらためて、お披露目したいと思いますのでお知らせお待ちください。











 年々御召の人気が高まっているのを感じます。それだけ国産絹糸で作られた伝統着物が貴重になってきているのだと思います。
また、リピーターのお客様が多いのも感じます、それだけ実際の着心地・手入れのしやすさ・先染めの上品さに惚れ込んでいただいてのことだと思います。

 今年は新作御召だけでなく、新しい着物地も作っていきます。

何となく言いそびれていましたが、伝統工芸士の資格試験 桐生織・製織での取得となりました。まだ未熟ですがどうぞこれからも宜しくお願い致します。



 







ぐんまちゃんだけでなく、おいでちゃんも参加して群馬展賑わいました。
お買い上げ・ご参加いただきました皆様有難うございました。

 森秀織物 長谷川博紀
http://www.morihide.co.jp/index.html

2010年02月17日(水)更新

お問い合わせ、ぐんまのお雛様の件

お雛様の価格などについて、お問い合わせがありましたのでお答えします。
三段飾り
本来は、会場に見に来ていただくのですが、遠方によりどうしても気軽に見にけないという方からご連絡がありましたので、紹介させていただきます。
(尚、今回の当館会期中のお値段としてご参考にして下さい)
上記の、三段飾りは、300,000となります。小道具・雪洞など全て含む価格です。

即位の礼
こちらの、即位の礼の価格は300,000です。
本当に、十二単を着ており、裏地も裾回しで見えるように仕立てられ、生地の張りにも威厳があります。通常は、着ているように裾だけに小さい生地を張り付ける物が多いようです。そうすると、裾、襟の部分だけが厚ぼったく、膨らんだり、垂れてしまうものが多いようです。
化繊だとなおさらです、本来着物は化繊では無いですから。

即位の礼

もちろん、こちらも全て道具類含んだ価格です。
即位の礼


この角度からの、上品な微笑が素晴らしい逸品です。正面から見ると凛々しいお顔立ちになります。伝統工芸士の人形師の方が月に幾つも出来ないとぼやくほど丁寧に描かれた顔です。是非、本物を見ていただきたいです。

画像UP
また、群馬の絹糸を使用し、当社で織りあげた名物裂の着物が丁寧に一枚一枚重ね着されています。裏地を少しだしているところ、胸元のビシッとした着こなしなど、是非、平安時代からの人形師の伝統的な技をご覧になって下さい。

こちら荒磯金襴の価格は180,000です。
お雛様up
化繊を使用していないので、着物の襟・裾に張りがあります。これは、国産絹糸のキメの細かさと、桐生織の打ち込みの技術によるところだと思います。
もちろん、それを仕立てる人形師の伝統工芸技が光ります。

お雛様


こちらのタイプ、割とお値打ち価格の二組みですが、やはり早々と売約済みとなりました。因みに、左が135,000.右のが160,000です。
お雛様 売約済み


群馬のブランド絹糸に拘り、桐生織により再現された正式な衣装、そしてそれを平安時代から続く伝統製法で命を吹き込まれたお雛様。
数少なくなった純国産のお雛様です。それを加味していただければかなりお値打ちの価格になっていると思います。それは、メーカーからの直売で手数料などが無いからです。また、生産量も少なく、ここに並んでいるものは殆ど一点ものです。

森秀織物 ぐんまのお雛様 

2010年01月08日(金)更新

新商品!上州・ぐんまのお雛様人形(正絹)が登場です!

新商品のお知らせです。上州・ぐんまの純国産 お雛様が登場しました。
雛人形展ちらし

以前から何度か告知はしていましたが、わが社で織りました名物裂(正絹)の帯生地を贅沢に使ったお雛様です。名物裂というのは、正倉院宝物の裂地から復元された織物の柄を指しており、茶の世界・着物・着付けの世界では正式に上品ながらとされ、その名前・由来などを披露する習わしがあります。
 もちろん、皇室などでも正式な場では着装・敷物などとして使用され、皆さんもTVなどでご覧になった事があると思います。
 所謂、名前・由来の無い金襴地とは区別される高級な織物の事です。
三段飾り

田島さん
 ひな人形を作成していただいているのは前橋の伝統工芸士・島久の田島さんです。石膏などは使わず、「イタボガキ」を使用した、平安時代から伝わる技法で制作しているとのこと。顔も一つひとつ手彫りです。私の写真で細かいところまで伝わるか・・・不安ですが、是非本物をご覧ください。素人目に見ても明らかに、顔に美しさが際立っています。機械の石膏モノとは全然違います。微笑しているのに、凛とした表情にも見えて、目元に気品のあるところは機械製の人形には絶対にできない表現なのだそうです。
お雛様

お雛様UP
 また、数年して黄ばんでしまう事もなく、汚れなければずっと真っ白なままだそうです。
 因みに、今時の人形さんたちは、プラスチックも使っているらしく、人形用の防虫剤でないと人形さんがクタクタになってしまうとのこと。田島さんの人形は、昔ながら技法で作られた天然素材なので、洋服と同じ普通の防虫剤で大丈夫とのことでした。

 もう一つ、こだわりの点は、絹糸も国産・ぐんま産に拘り、群馬県・碓井製糸さんのブランド生糸「世紀21」を使用している事です。
 確かに、近年の外国産絹糸の上質な物は国産と変わりのない品質まで来ていますが、やはり大事なお子様のひな人形に使われる絹糸です。日本の気候に合った生糸で、もともと皇室に飼われている小石丸から派生したお蚕さまの生糸です。キメが細やかで、光沢も上品となります。
ぐんま生糸
 また、縫製も田島さんの手仕事で、裏地を少し見せながら重ねる着物の裾。
二等辺三角形に見える人形と着物の張りなど、ミシン縫いの着物とは全く違う仕上がりになっています。本物の着物・帯と同じですね。
 洋服では、ドレープ感が重要視される事もありますが、正装の洋服もそうですし、着物・和服では柔らかな手触り・表情がありながら如何に直線的な張りを出せるかが縫製の腕の見せ所です。
 織物の世界でも、張りは重要なポイントです。
張りがありながら、しなやかに着物襟元が収まっている事も、伝統的な奇跡の技法であると田島さんが力説されていました。「確かに、何重にも重ね着をしているのにスッと胸元に収まっています」
お雛様生地・胸元
 そもそも、私も知らなかったのですが、今時のお雛様も残念ながら絹糸を使用している生地は殆ど無いそうです。それに、国内で生産しているものも数パーセントも無いそうです。
 女の子の魔よけ・厄除けの意味があり。お嫁に行くまで無事に健康に育つようにとの、大事な想いのこもったお雛様が外国製の物で良いのでしょうか?
 群馬県だけで100%制作されたお雛人形を是非見に来て下さい!

 お値段もお手頃にしていますが・・・何よりも、一度人形・糸・織りなどの伝統工芸士が合作したお雛様の気品の素晴らしさを見ていただきたいと思います。残念ながら、言葉・写真では伝えきりません。
即位の礼 
 追伸、お勧めしている我が家もこのお雛様を購入いたしました。

肝心な事忘れていました。広告です。
本日より、織物参考館“紫”の織倉にてこの森秀織物・島久 合作の上州お雛様の展示販売会を行います。2月末までの展示予定ですが。現品が売り切れてしまえばお終いになります。注文生産もできますが、もし、今年のご用命ならお早めにご注文いただきたいと思います。全て手作りなのでお時間が少々かかります。
 お値段は・・・十数万円からうん十万円まで色々ですが、何れもかなりお買い得だと思います。何故?それは、我々メーカーの直販だからです。同じ品物でも、販売している場所で倍も違う事もある人形の世界です。同じ品物で良いものなら安い方が良いですよね!お値段も含めて、人形の違いも確かめるために、色んなお雛様をリサーチされてから来ていただければ、一目了然だと思います。きっと「全然、人形のかおが違う!」「着ている着物の質が違う!」「こんな値段で良いんですか?」「人形の髪の毛まで絹糸なんですか?」となると思います。

もちろん見学は無料です!!是非、着て下さいね。

 森秀織物 長谷川 桐生の織物 絹織物

2009年12月07日(月)更新

クリスマスプレゼントキャンペーン開催中!

 只今、日頃の感謝を込めてクリスマスプレゼントキャンペーンを行っています。

 遠方より、お着物・お召のご注文をいただいた方、お電話でのご注文をいただいた方、各方面、海外からもご注文をいただいた年でした。

 僅かばかりですが、クリスマスプレゼントとして皆様に感謝の気持ちをお送りしたいと思います。
 また、昨年度まで採用されていた、旧柄もバックナンバーとして販売しておりますが、この度価格を期間限定で割引しました。
 もちろん、カレンダー部分は2010年度の物が付きます。
こちらも、在庫限りですがどうぞご覧になって下さい。

 森秀織物 長谷川
織物カレンダー・織物掛け軸

2009年06月24日(水)更新

キャラクター刺繍 第一弾完成しました。

 キャラクター募集をかけて、公募しました商品の第一弾が完成しました。

ミニタオルへの刺繍で、サイズがかなり小さいので手直し等が大変でした。
ゆかり
ゆかりチャンです。 かわいらしく出来たと思います。

まゆ美チャン
 まゆ美チャンです。どうでしょうか?

きりゅうクン
きりゅう君は色遣いが苦労しました。刺繍の糸が重なる部分が多いのでバージョン4になるのかな?

何といっても、おり姫チャンの刺繍が大変でした。
完成に掛かる時間・手直しの回数等が一番大きかったのがおり姫です。
おり姫

ミニサイズの刺繍で表現できる限界に挑んだような傑作になりました。

 かなり力作(自画自賛?)揃いなので、まだ値段が決定していませんが、近日発売予定です。数も揃っていないので、桐生のわたらせ等の販売分だけで、HPショッピングの分がないかもしれませんが、その場合追加で制作していきたいと思います。

 
また、キャラクターの産みの親の方々には、直ぐにに発送したいと思いますので宜しくお願いします。

 かなり、キャラクターの評判が良いので、第二弾の企画商品が早めにできるかもしれません、期待してください。

森秀織物

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