ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
御召織発祥の地にて、後世に残せる事、今しか語れない事 日本の織物・着物文化を次世代に伝える! 森秀五代目 長谷川 博紀
- ブログトップ
- ブログ個人トップ
2009年05月07日(木)更新
池袋 伝統的工芸品センター 案内!!
5月14日からの、桐生織展示会の下見に行ってきました。
伝統的工芸品センターが改装されたとのことで会場を見てきました。
大きなビルです。池袋の地下街ともつながってます。池袋駅西口方面です。
東武駅前の広場から、南へ行くとメトロポリタンプラザビルの正面エレベーターがあります。さらに奥に進むと、伝統的工芸品センターの入り口です。
一階は常設展示と、全国の伝統的工芸品が購入できるスペースになっています。
主に、一階を改装したようです。展示スペースが以前とかわりました。
14日からの展示・実演は二階になります。
エスカレーター又は、エレベーターで上がって下さい。
二階はまた広い展示スペースとなっています。
その、レジ横の一角をお借りして、桐生織り・御召・帯の展示を行います。
もちろん販売もいたしますのでご覧になって下さい。
二階の入り口からは直ぐの場所になります。
桐生の伝統的工芸品である、八丁撚糸を使った御召織り(おめし)をどうぞご覧下さい。
森秀織物 株式会社 桐生織 御召・名物裂帯
お召関連記事
今、着物愛好家の間で俄然一番人気の御召ですが・・様々な歴史を経て現在に至っております。
わが社では産地で昔ながらの制作でお召しを作っております。
まず、着物ブームである事。また、お召がおしゃれ着物・そして数少ない男の着物としても人気であることが喜ばしいですし、織物業界に関わるものとしては、どこの会社の織物が売れることも喜ばしいと思います。
しかし、昭和の初期の御召ブームでもあったことなのですが、売れるからとオメシというネーミングだけ付けた着物も一部にはあるようです。残念です。
そして、せめて日本の伝統的作品だけは原材料から国内製品であって欲しいと切に願います。
その中で、わが社としては小さなメーカーであるので、残念ながら伝統的工芸品の御召は年間で数十反しか作れません。しかし、すべて国産(群馬産)の絹糸を使用し下撚り・染色の職人から、八丁撚糸・製織・しぼだしまで全て桐生・わが社の職人が行っております。原材料に至るまで全て国産の桐生の伝統的作品です。
生産量も少ないですし、お値段もなるべく抑えているのでそれほど会社としては利益のでる商品では無いのですが・・・数少ない本物の御召の技術を残したい想いで制作・展示・販売しております。
徳川家と関ヶ原の戦い以前より繋がりの深かった、天領地 桐生よりご献上され将軍様が好んでおめしになっていたことから名付けられたおめしをどうぞご覧になってください。
バックナンバー
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|