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御召織発祥の地にて、後世に残せる事、今しか語れない事 日本の織物・着物文化を次世代に伝える! 森秀五代目 長谷川 博紀
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2009年05月05日(火)更新
未来遊園地・桐生が岡遊園地 1000円高速の影響?
昨日は、イベント終わりで久しぶりに桐生の遊園地にも行きました。驚きです。非常に混雑しています。
これも、高速道路1000円の影響もあるのでしょうか?
交通費を安く上げているわけですから、入園無料スポットを皆さん研究してきたのでしょうか?県外ナンバーが多く見受けられます。
桐生が岡遊園地なのですが・・未来遊園地はたまた、ゆめが丘遊園とも呼ばれています。
ドラマの撮影に使われ、そのときのドラマの名前が未来遊園地、舞台設定上の名前がゆめが丘遊園で、内容もかなりリアリティがあったものでした。時間があれば見てください面白いです。
そんな遊園地なので以前も紹介したことがあるのですが、今日は人手に驚きました!たくさんお客さんが着てくれて嬉しいのですが・・・これほど混雑している遊園地を久しぶりに見ました。遊園地も喜んでいるようで営業時間延長でGWは対応しているようです。
モノレール・自転車乗り場に行列が出来ています!普段では見られない光景です。やはり遊園地は混雑して雰囲気がでるものですね。
ちなみに、入園は無料!乗り物は大人200円子供100円です。
メリーゴーランドもかなりレトロで一見の価値ありです。ドラマでもそのようなストーリーになっていました。小高い山の上に観覧車もあります。
アドベンチャーシップ(いわゆるバイキング)もありますが、やはり200円100円です。子供たちは乗り放題です。
ゲームコーナーも是非覗いてください。最新のゲームはありませんが・・昔子供頃にデパートなどで見た懐かしのゲームが目白押しです。基本50円で10円ゲームもあります。今時の子供でも結構楽しめると感じます。
レトロなアトラクションが魅力でもあると思うのですが、さすがに激しい動きの乗り物なのでこちらは数年前にリニューアルされました。
私は個人的に、メリーゴーランド近くに置いてある50円?で動くヘリコプターが好きです。見た目は子供騙しですが・・・子供の付き添いのつもりで乗ると結構怖いです。
一メートルぐらいしか上がらないのですが、色んな恐怖心が沸いてきますよ。
桐生・足尾間を走っていたSLも展示されています。
なにしろ、あまりお金のかからない遊園地です。遠方からわざわざ桐生まで足を運んでくるファミリーもいるようです。駐車場が少し狭くて、歩く場合もありますがその辺はご勘弁を!なにせ動物園も入場無料ですから多少歩いても元は取れますよ!
お弁当持参で、動物園の下でお食事している家族もよく見ます。
動物園もクモ猿の新しい展示などで話題となっております。是非、そちらもご覧になって下さい。
東京から、日帰りで遊びに来るお客さんが増えているようです。皆さんも是非いらして下さい。入園無料なので幼稚園・小学生の遠足もたくさん来ていますよ!
桐生 織物参考館 見学・体験
2009年04月01日(水)更新
桐生 観光物産館 本日オープン!
先日より告知しておりました、桐生観光物産館わたらせ がJR桐生駅構内に、4月1日オープンしました!
準備期間が短いものだったので皆心配しておりましたが、なんとか無事にオープンいたしました。
初日から盛況なようでした、観光の案内人もいるのでお客様も満足しているようです。桐生の玄関口の駅がこれをきっかけに活気付くのを本当に願っています。
現在三十数社の桐生の物産業者が製品を陳列・展示しております。
こちらは、青柳さんを始めとした、地場の食品・お菓子が並んでいます。
見ていると、早速売れていました!本日は、近所の奥様方が見学を兼ねて買い物に来ていたようです。『桐生駅に、物産館・観光館のような拠点が出来て便利になって嬉しいし、何よりも活気があっていいわ!』と、おっしゃっていました。
わが社の御召・他の織物屋さんの着物・帯・和装製品も展示されています。
森秀織物 御召 HP
桐生ならではの、お土産・記念品・逸品があります。
4月4日はオープニングがあり。色んなイベントも予定されています。
是非、JRに乗って桐生駅までお出かけ下さい!観光案内もありますよ。
お問い合わせ電話番号 0277-40-1888
2009年03月13日(金)更新
織物参考館 友の会 吉祥寺 文楽鑑賞
友の会旅行の報告です。
日帰りで群馬県・沼田市に14人の織物参考館 友の会メンバーで行って参りました。
出発の朝、起きると雪がうっすらと積もっています。
桐生で言う所の「風花」ですが、沼田は大丈夫でしょうか?心配です。
道中の道は、雪が溶けていました、お寺の参道も雪かきがなされていました。
立派な山門は、雪のなかに堂々と立っていました。
山門には、階段を登って上がることが出来、中には十六羅漢が鎮座しています。
雪の中を進みます。南北朝時代の700年ほど前に開かれたお寺という事で、松なども立派なものばかりです。
本堂も雪景色の中では、特別な趣があります。但し、今日は寒いです。
本堂の裏に滝などもあり、見所なのですが・・・靴を脱いで上がっているので足元が冷え切ってしまいました。ストーブが受付のところにあったので暫し暖をとりました。
お食事の時間となり、古月庵というお食事どころに移動です。
時折、風により屋根・木の枝から雪がドサット落ちてきます!上空に注意しながらの移動です。
庵の前には、池が配置されていて庭・鐘付堂などが見えるお座敷でお食事ができます。
要予約(お蕎麦など簡単なお食事は予約なしでも受付るそうです。)ただ、この日は池が・・・凍ってました!
お食事です。精進料理ですね、刺身こんにゃくなどがあります。お値段は1,200円ぐらいから2,000円ぐらいまでコース料理が用意できるようです。
最後に鐘をおもいっきり!鳴らして(一回100円)吉祥寺を後にします。
文楽会場である、利根沼田文化会館に移動です。
伝統芸能・人形浄瑠璃文楽の地方講演の鑑賞会でもあり、当社から衣装に納めさせていただいている御召の事もあり、ご挨拶を兼ねての訪問という趣旨もあります。
早速、衣装部の方に人形の衣装などを見せていただき、人形使いのご説明をしていただきました。
今回の地方講演の演目は時代物ということで、残念ながら、わが社の御召の着物地を着た人形は無いようです。
これは、紅葉狩りの更科姫です。人形遣いの吉田様に丁寧にご解説をいただきました! 間近で見ると精巧なつくりと大きさ!それに色っぽさまで表現する人形遣いの動きに驚きの連続です。 なるほど衣装の尺もあまり人間と変わらないのが頷けます。
わが社にご発注を頂きました。人間国宝の 故 吉田様もおっしゃていましたが「人形の衣装は、本物で無ければいけません!模造品では駄目なんです。手触り・製法・歴史にも妥協は出来ません。そうでなければ物語・演目を台無しにしてしまいます。」と、語っておられたのを思い出しました。
文楽舞台裏
人形の頭の部分をかしら、と呼ぶそうです。見た目より重いとのことでした。
世界無形遺産にも指定されている文楽、奥が深く、尚且つ事前に勉強していけばかなり物語に入り込んでいけるのが分かりました。
今回、一谷フタバ軍記(フタバが変換できません)と、紅葉狩を見させていただきました。初心者にも分かりやすい演目という事で、私でも物語に入り込めて感動!することが出来ました。
ひとつ驚いたのが、通しという手法の場合には8時間も演目をされるそうで、今回はハイライト版でしたが、太夫の方など声が枯れないのかと心配になってしまいました。
自分も、伝統・文化の継承という意味で一端を担っているだろうと考えているので、日本の伝統芸能にふれると感慨深いものがありました。
今月中は、地方講演ということで各地を巡っているそうなので、皆さんもお近くに来た際には是非伝統芸能を見に行ってください。
吉田様、中原様ありがとうございました。
文楽講演
森秀織物 御召 おめし織り
2008年07月15日(火)更新
もうすぐ桐生八木節まつりです。遊びに来て下さい!
今年も、夏祭りの季節がやってきました。
桐生では、八木節まつりが行われます。この地域では古来より祇園祭りが行われており、踊りで楽しむ八木節まつりなど、色々な祭りがコラボレーションして、桐生八木節まつりと名前を変えたそうです。
私も、初めてこのまつりを見た時は衝撃的でした。色々な地域のまつりや、大きなイベントを含んだ祭りなども見てきましたが、これほど地域全体で盛り上がり、参加者・観客が分け隔てなくエネルギッシュに参加するまつりを見た事がありませんでした。
これは、八木節の櫓です、演奏者が常に昼から夜まで演奏し続け、その周りを踊り狂います。しかも、子供から大人まで、半被を着たグループから、私服の主婦までだれもかれもその輪に飛び込み踊ります。その様な櫓が数キロもある商店街にいくつも点在します。
全国的にみれば、何百万人も観客が来るまつりもありますが、まつりに来た人々の殆どが踊りの輪に入っていくお祭りというのはあまり無いと思います。
あの八木節音頭で、そんなに激しく踊るのだろうか?思われる方もいるでしょうが、実際に見に来て下さい!凄いですよ。ステップは確かに八木節で子供でもすぐ覚えられるものなんですが、上半身のアレンジが皆様々です。頭を振り乱し、汗びっしょりになって浴衣を来た中学生などが踊っていたり、その横でおばあちゃんが孫を抱えて踊っていたりして、ちょっとしたカルチャーショックを受ける事は間違いなしです。
こちらは祇園祭の鉾です。本町四丁目の鉾です。屋台も立派なものがあり、江戸時代から受け継がれてきております。昨年は関東でもっとも大きく歴史のある鉾として大江戸まつりにも招待されて東京を練り歩き、「こんなに立派な鉾が関東にまだあったとは思わなかった・・」と、沿道の人々を驚かしていました。
三丁目の鉾です。こちらも関東屈指の鉾と屋台です。屋台の彫刻などやはり江戸時代の職人の仕事です。最近は四丁目の鉾とともに全国各地に招待されて出張するほどの価値のあるものです。桐生がかつて関東三大まつりと称されていた時代の生き証人です。
こちらは鉾の曳き違いです。
めったに見れません。というか前回は何十年ぶりでした。オリンピックよりはるかに貴重です。
沿道では、手を合わせて泣いている方、遺影を持って鉾の曳き違いを見せている方など、桐生での、この祭りの位置づけ、認識がいかに重要かよくわかる光景でした。
鉾が回転します。
もちろん動力もハンドルもないので、人力で持ち上げて一本の棒を中心に力任せに回します。
見ていて大きな鉾が回る様は勇壮ですが、グラグラと揺れて見ているほうが少し怖かったりもします。
自分の子供が乗っている心配もあるのですが、お構いなしに鉾はグルッと回ります。
その間も乗っているお囃子の演奏は続きます。
あまりにも大きいのでカメラに全景を収めるにはかなり離れなくてはなりません。
皮肉なものですが、今この不況の時代になったからこそ鉾・屋台など次々に復活しています。高度経済成長の時代にはやはりこういう大事なものを私たちの国は忘れていたのでしょうね。電柱を無くし、地中化したり。この地域の交通量などが減ってきている事も追い風となっているはずです。都会では、三日間も主要道路を殆ど通行止めにすることなどできないですよね。
残念ながら、鉾の曳き違いを毎年見る事はできませんが、屋台・鉾そのものは見る事ができます。また、毎晩踊られる八木節以外にも、神輿や、まゆ玉ころがし大会、ダンス八木節、ジャンボパレード、桐生織物産地謝恩(メチャクチャ市)セールなど多種多様なイベントが盛りだくさんです。桐生の歴史と熱気溢れるおまつりを是非見に来て下さい!
日程は8月の1/2/3日です。(詳しいスケジュールは八木節まつりのHPを)
http://kiryu-maturi.net/
どこにでもある花火大会や、パレードを見るだけのイベントとは全く違う、体験・体感型の日本古来のお祭りを一度は実感しませんか。
私は、メチャクチャ市・まゆ玉転がし大会・ジャンボパレードなどに参加して、皆さんをお迎えします。暑い夏ですが・・今年も頑張ります!
森秀織物 http://www.morihide.co.jp/
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