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御召織発祥の地にて、後世に残せる事、今しか語れない事 日本の織物・着物文化を次世代に伝える! 森秀五代目 長谷川 博紀
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2010年02月17日(水)更新
お問い合わせ、ぐんまのお雛様の件
お雛様の価格などについて、お問い合わせがありましたのでお答えします。
本来は、会場に見に来ていただくのですが、遠方によりどうしても気軽に見にけないという方からご連絡がありましたので、紹介させていただきます。
(尚、今回の当館会期中のお値段としてご参考にして下さい)
上記の、三段飾りは、300,000となります。小道具・雪洞など全て含む価格です。
こちらの、即位の礼の価格は300,000です。
本当に、十二単を着ており、裏地も裾回しで見えるように仕立てられ、生地の張りにも威厳があります。通常は、着ているように裾だけに小さい生地を張り付ける物が多いようです。そうすると、裾、襟の部分だけが厚ぼったく、膨らんだり、垂れてしまうものが多いようです。
化繊だとなおさらです、本来着物は化繊では無いですから。
もちろん、こちらも全て道具類含んだ価格です。
この角度からの、上品な微笑が素晴らしい逸品です。正面から見ると凛々しいお顔立ちになります。伝統工芸士の人形師の方が月に幾つも出来ないとぼやくほど丁寧に描かれた顔です。是非、本物を見ていただきたいです。
また、群馬の絹糸を使用し、当社で織りあげた名物裂の着物が丁寧に一枚一枚重ね着されています。裏地を少しだしているところ、胸元のビシッとした着こなしなど、是非、平安時代からの人形師の伝統的な技をご覧になって下さい。
こちら荒磯金襴の価格は180,000です。
化繊を使用していないので、着物の襟・裾に張りがあります。これは、国産絹糸のキメの細かさと、桐生織の打ち込みの技術によるところだと思います。
もちろん、それを仕立てる人形師の伝統工芸技が光ります。
こちらのタイプ、割とお値打ち価格の二組みですが、やはり早々と売約済みとなりました。因みに、左が135,000.右のが160,000です。
群馬のブランド絹糸に拘り、桐生織により再現された正式な衣装、そしてそれを平安時代から続く伝統製法で命を吹き込まれたお雛様。
数少なくなった純国産のお雛様です。それを加味していただければかなりお値打ちの価格になっていると思います。それは、メーカーからの直売で手数料などが無いからです。また、生産量も少なく、ここに並んでいるものは殆ど一点ものです。
森秀織物 ぐんまのお雛様
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