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御召織発祥の地にて、後世に残せる事、今しか語れない事 日本の織物・着物文化を次世代に伝える! 森秀五代目 長谷川 博紀
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2009年06月27日(土)更新
織姫 桐生の白滝姫伝説
桐生には、白滝姫伝説がある。
他の織物産地でも祀られていたり、少しニュアンスが違うのもあるが基本的な言い伝えは・・・
京の都で宮中に仕えていた男が、身分の違う姫に恋をしてしまった。
身分の違いから絶対に結ばれるはずのない恋だが、その想いを桓武天皇の前で和歌を詠みあげ成就することが出来た。
上野国こうづけのくに山田、(桐生)に姫を連れ帰ってきた。
その道中に、見た山を「今日の山に似た山だ」と言い、仁田山と地名が付き、その産地織られる織物を仁田山紬と言い始めたと言う。
伝説・・・といっても桐生には、その地名・話・産地、そして白滝神社などもあり、全部がつくり話でも無いのでは?と考えています。
その他、峠の名前・地名にも白滝姫が多数登場してきます。
白滝姫伝説
多分、かなり身分の高い織物技術を持った人々が1200年ほど前に行き交っていたことは事実だと思います。そうでなければ産地として形成されていないですし、京都を飛び越え、奈良の都から桐生に織物の注文も来ていたようです。東大寺文献
真偽はともかく、映画になりそうな素敵なお話だと思いませんか?
織物参考館“紫”
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